Sigfoxは、低価格・低消費電力・長距離伝送を特長とした、モノのインターネット(IoT)デバイス向けのグローバル通信サービスです。Sigfoxネットワークは、省電力デバイスがインターネットに接続し、非常に少量の電力でデータを送信できるようにします。 Sigfoxのテクノロジーは、低コストで使いやすいように設計されているため、人や動物、資産の位置の追跡、産業機器の状態の監視、センサーからのデータの収集などのIoT システムで一般的な選択肢となっています。
Sigfox(シグフォックス)ネットワークは、2009年にフランスSigfox社が提供を開始したLPWA規格の一つです。
日本国内では920MHz帯アクティブタグとして制度化されている帯域を使用したサービスを、京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が電気通信事業者として展開しています。
Sigfoxデバイスは、1回最大12バイトのデータ(メッセージと呼ぶ)を送信する際、必ず3回のリピテーションを、周波数を変えて行う仕組みとなっています。
また、Sigfoxデバイスから送信されたメッセージは、1基地局のみと通信するのではなく、受信可能な基地局すべてで受信し、1つのデータとしてSigfoxクラウド上で管理されます。 さらに、超狭帯域(ウルトラナローバンド)通信は必要な受信帯域幅が狭いため、影響を受けるノイズ成分を抑えることができるという特長もあります。これらの特長により、通信の安定性、耐干渉、耐障害性を高めています。
Sigfoxサービスエリア(FIELDCONNECTサービスエリア)について解説しています。併せてご覧ください。
「【公式】登山者見守り端末「FIELDCONNECT(フィールドコネクト)」のサービスエリア(Sigfoxサービスエリア)を徹底解説!」
- FIELDCONNECT公式さんが回答 9か月前
- 最後の編集 7か月前
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